ジムノドーリス・マリーフランサエ Gymnodoris mariefranceae De Souza-Canal & Valdés, 2025

ジムノドーリス・マリーフランサエ Gymnodoris mariefranceae

Location
日本>沖縄>沖縄本島(大浦湾)>ウミサボテン
Date
2015/06/07
Size
6mm
Depth
15.0m
Water temperature
25.0℃

特徴

体は卵形から細長く、大型で低い円錐形のイボが多数あり、特に背縁の周囲に密に集まる。口膜はもたず、背縁が頭部前方で融合する。体色は半透明の白色で、イボは黄橙色。一部の個体では背縁を縁取る黄橙色の線がある。内臓は体壁を通してオレンジ色と白色の塊として透ける。後端には分岐した不透明な白色の腺構造が体壁を通して見え、これが本種の重要な識別形質となる。触角は円錐形で 6〜7 枚の褶葉を持ち、軸は白く先端は橙色。鰓は 8 枚の小さな二羽状の白色葉が肛門の周りに円状に配列する。足は背面より狭く、不透明な白色。口触手はない。原記載で確認された最大個体は保存長 13 mm。

分布

ニューカレドニア固有と考えられる。模式産地はニューカレドニア北部 Koumac Bay の河口部 (マングローブ縁、水深 0 m)。原記載時は Koumac 周辺の Pandop Bay、Pandop Point、Pointe de Pandop など水深 0〜7 m の河口・海草・砂泥底から記録されていた。

種小名の由来

種小名 mariefranceae は、原記載第一著者 De Souza-Canal の母 Marie-France Lage 氏への献名。海への情熱を子に伝えたこと、第一著者の研究を一貫して支えたことへの感謝を込めて命名された。

補足

外部形態は Gymnodoris fleuroti に類似するが、本種は橙色イボがより大きく背面中央により密に分布する点と、足の後端に分岐した白色腺構造をもつ点で外見的に区別される。
References
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