アカボシミノウミウシ Eubranchus echizenicus Baba, 1975

アカボシミノウミウシ Eubranchus echizenicus

Location
日本>神奈川>葉山>権太郎岩沖
Date
2007/07/18
Size
5mm
Depth
8.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

生時の体長 5〜7 mm の小型のミノウミウシ類。足の前側隅は突出して角状を呈する点が同属内で特徴的で、本属の多くの種では足隅が丸い。背側突起はいちじるしく伸長して細長い紡錘形をなし、表面に微小な瘤起を散生するが目立たない。本属の大多数の種が短くやや膨れた背側突起をもつのに対し、本種では細長い紡錘形となる。口触手触角は同長で、触角は単一型。背側突起は各側 6 斜列をなして並び、最大の斜列は 3〜4 個の背側突起を含む。

体地色は黄白色で、頭部から背面・側面にわたる全面および背側突起の下半部表面に多数の橙赤色斑点を散布する。口触手は全長が橙黄色、触角は上半部が橙黄色で下半部は黄白色。背側突起は上半部が乳白色で先端のみ黄染し、下半部は黄白色。中央を走る肝盲管は灰黄色で不透明。腹足は無色。

分布

模式産地は本州中部の日本海側、福井県越前海岸の鮎川 (福井市鮎川)。

種小名の由来

種小名 echizenicus は模式産地の越前海岸を指す地名形容詞で、「越前産の」の意。

補足

同属内では細長い紡錘形の背側突起と、足の前側隅が突出して角状を呈する点で外見的に区別される。
References
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