クロモウミウシ Aplysiopsis nigra (Baba, 1949)

クロモウミウシ Aplysiopsis nigra

Location
日本>静岡>田子・浮島・堂ヶ島>浮島ビーチ
Date
2017/12/21
Size
30mm
Depth
8.0m
Water temperature
16.0℃

特徴

ミドリガイ類で全身黒色を呈する小型種、体長 12-30 mm。体形は近縁の Aplysiopsis orientalis に類する。背側突起は横断面が円形で、内面に少数の不明瞭な薄板状隆起、外面は平滑。背側突起は各側 25 列の斜列をなし、各列に 3-4 個。消化腺が背側突起内で分枝する。体全体は黒色で、根部は黒褐色。両眼の周囲に小さな白色領域があり、そこから触角先端まで同色の細い縦帯が伸びる。触角・口触手腹足縁にも白色の縁取り。背側突起は黒色で、背側血管は白色。

分布

模式産地は相模湾西ノ崎 (沖合 500 m、水深 10 m)。原記載時は相模湾のみから記録されていた。

種小名の由来

種小名 nigra はラテン語で「黒い」の意。本種の全身黒色の配色にちなんだ記述命名。

補足

姉妹種の Aplysiopsis orientalis は黄白色の地色に褐色縦帯をもつ点で、均一な黒色 + 顔面の白色斑紋を呈する本種から外見的に容易に区別できる。
References
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