ドト・ダンネイ Doto dunnei Lemche, 1976
- Location
- スウェーデン>スウェーデン西海岸>NORRA ÄRHOLMEN
- Date
- 2025/06/28
- Size
- 8mm
- Depth
- 15.0m
- Water temperature
- 14.5℃
ドト・ダンネイとは
北東大西洋に分布する小型のマツカサウミウシで、半透明白色の体に密に散る赤褐色〜黒色の筋状色素と、特定のヒドロ虫を専食する食性で見分ける。特徴
体長は 13〜25 mm 程度の小型種。体は半透明の白色を地色とし、背面・側面に赤褐色から黒色の筋状・斑状の色素が密に散る。背側突起の表面には円形の結節 (こぶ状の突起) が 6〜7 列の同心円状に並び、各結節の先端に赤褐色〜黒色の球状色素と少数の白色顆粒を持つ。結節間にも赤黒色の不規則な斑点が散る。突起内側基部には明瞭な擬鰓 (pseudobranch) が並ぶ。分布
原記載時は英国諸島産の個体に基づき記載された。その後の記録は北東大西洋に広く、アイルランド、北海中央部、オランダ沿岸、スペイン地中海沿岸などから知られる。種小名の由来
種小名 dunnei は、アイルランド・ゴールウェイ大学の海洋生物学者 James Dunne 氏への献名。補足
羽状ヒドロ虫 Kirchenpaueria pinnata を専食する。白い茎をもつ K. pinnata 上に生息し、茶色の茎を持つ Aglaophenia pluma は食べない点で、近縁の D. koenneckeri と区別される。近年の分子系統解析では本種と D. millbayana の遺伝距離が小さく、両者が conspecific である可能性も指摘されている。References
季節性
撮影地
撮影地を読み込み中...