ヒメクロモウミウシ Aplysiopsis minor (Baba, 1959)

ヒメクロモウミウシ Aplysiopsis minor

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2014/02/13
Size
10mm
Depth
5.0m
Water temperature
14.1℃

特徴

体長 7〜10 mm の小型嚢舌類。触角は耳状、口触手は葉状。背側突起 (branchial papillae) は断面が丸く、表面は平滑で分岐脈をもたない。背縁に 7 列の斜列 (各列約 2 本) に並ぶ。体の上面は黒色で、背側突起も先端まで黒色。足底は黄白色で 2 本の縦黒帯が走る。眼の周囲に白色斑が各側に 1 個あり、触角の先端まで続く。

近縁の Aplysiopsis nigra に対して、(1) 体長 7〜10 mm (nigra は約 30 mm)、(2) 背側突起の列数が約 7 列 (nigra は約 25 列)、(3) 突起表面が平滑 (nigra は弱い分岐脈あり)、(4) 足底に 2 本の縦黒帯 (nigra は一様に暗色) の 4 点で区別される。

分布

模式産地は富山湾・雨晴海岸。

種小名の由来

種小名 minor はラテン語で「より小さい」を意味し、近縁の A. nigra に対するサイズの差にちなむ。

補足

原記載時の組み合わせは Hermaeina (Hermaeina) minorHermaeinaAplysiopsis の新参シノニムであり、現在は Aplysiopsis minor として扱われる。
References
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