カイコガイ Aliculastrum cylindricum (Helbling, 1779)

カイコガイ Aliculastrum cylindricum

Location
フィリピン
Date
2006/01/05
Size
30mm
Depth
9.0m
Water temperature
25.0℃

カイコガイとは

紀伊半島・但馬沖以南の熱帯インド・太平洋の砂底に潜って生活するブドウガイ科の小型巻貝。殻長 25 mm 前後の厚手の白色卵円形殻で、両端付近にのみ螺溝が刻まれる。生時の軟体は半透明の黄白色で、白色や緑色の斑紋が入る個体もある。

特徴

殻長は約 25 mm。殻は厚質で光沢があり、白色。殻表は殻頂と殻底近くにのみ螺溝が走り、中央部は平滑。上唇は弱くねじれ、軸襞はない。生時の軟体は半透明の黄白色で、白色や緑色の斑紋が入る個体も知られる。砂中に潜って生活する。

分布

奥谷編 (2000)『日本近海産貝類図鑑』では、太平洋側は紀伊半島、日本海側は但馬沖以南の熱帯インド・太平洋にかけての水深 5〜30 m の砂底から記録されている。タンザニア・マダガスカル・ニューカレドニア・パプアニューギニア・フィリピン・日本など、インド太平洋に広く観察記録がある。

種小名の由来

種小名 cylindricum はラテン語で「円筒形の」を意味する形容詞で、円筒に近い細長い卵円形の殻に因む。
References
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