サガミリュウグウウミウシ Tambja sagamiana (Baba, 1955)

サガミリュウグウウミウシ Tambja sagamiana

Location
日本>沖縄>沖縄本島(北谷・南部エリア)>砂辺浄水場前
Date
2012/03/22
Size
50mm
Depth
5.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

リュウグウウミウシ類の中型種で、体長 5 cm 前後。体地色は紺青色で、不規則に並ぶ多数の黄色円斑を有する点で他種から容易に区別される。触角は紺青色、二次鰓の鰓軸は緑色、腹足の縁も同じく緑色を呈する。口触手は外側に縦溝をもつ。二次鰓は 3 葉で、両側の各葉が深く二叉する形状をとる。生時の標本では円斑がやや橙色を帯び、黒く縁取られて見える例も観察されている。

分布

模式産地は相模湾・笠島で、模式標本は浮游個体(1949 年 8 月採集の単一個体)。原記載時は相模湾のみから知られていたが、その後の記録で串本・高知・沖縄など日本各地のほか、台湾・韓国南岸からも報告される。2012 年にはマウイ島マアラエア湾の岩礁底(水深 3〜18 m)から記録され、西太平洋温帯〜亜熱帯域からハワイ諸島にかけての広い分布が明らかになっている。

種小名の由来

種小名 sagamiana は模式産地の相模湾に由来する地名形容詞で、和名「サガミリュウグウウミウシ」も模式産地を反映した命名である。

補足

クロスジリュウグウウミウシ亜科に属し、青地に黄斑という色彩から本亜科内でも識別が容易な種。同属種同様、岩礁帯のコケムシ群体上で観察されることが多い。
References
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学術データベース

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