スミゾメミノウミウシ Protaeolidiella atra Baba, 1955

スミゾメミノウミウシ Protaeolidiella atra

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2009/04/15
Size
40mm
Depth
15.0m
Water temperature
15.0℃

特徴

ミノウミウシ類の比較的大型種で、全長 35 mm に達する。触角は単一。腹足は幅広く前角は丸い。背側縁は明瞭に側部から境せず、背側突起は背側縁に沿って不規則に密生する (脱落しにくい)。背側突起は長紡錘形で扁圧しない。肛門は後肛式で、生殖門は体右側前方、肛門は同側の鰓突起が生じる背側縁直下に開口する。
体全体は濃黒色 (腹足のみ白色)、背側突起も黒色で、各突起は頂端付近に 1 個の白色輪帯をもつ。

分布

模式産地は相模湾笠島 (水深 14〜16 m) および相模湾葉山鮫島 (水深 12〜14 m)。原記載時は相模湾のみから記録されていた。

種小名の由来

種小名 atra はラテン語で「黒い」を意味し、本種の濃黒色の体色にちなむ。和名「スミゾメミノウミウシ」(墨染めミノウミウシ) もこれに対応する。

補足

属内では (1) 鰓突起の不規則密生、(2) 鰓突起が脱落しにくいこと、(3) 後肛式肛門、の 3 点で外見的に区別される。
References
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