ボルネラ・アダムシイ Bornella cf. adamsii Gray, 1850
特徴
体は細長く、背面と側面に枝分かれした突起(背側突起)が並ぶ。突起の先端付近にオレンジ色のリング模様があり、体は半透明のクリーム白色でオレンジの網目状模様が背面と側面に見られる。口葉にも指状の小突起がある。触角鞘は高く突き出し、背側突起に似た形状。体長は約40〜48mm。分布
インド西太平洋域に広く分布。南シナ海、日本、オーストラリア、フィリピン、南アフリカ、東アフリカ、タヒチ、ニューカレドニア、パプアニューギニアなどから記録がある。種小名の由来
「adamsii」はイギリスの博物学者アーサー・アダムズ(Arthur Adams)への献名。軍艦サマラン号の航海に参加し、軟体動物の記載に貢献した人物。補足
ヒドロ虫を餌とする。「cf.」は同定がやや不確実であることを示す。Bornella adamsii は現在 Bornella stellifera (A. Adams & Reeve, 1848) のシノニムとされているが、本個体は典型的な B. stellifera と外見がやや異なるため cf. が付されている。References
本書に掲載されています
Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.
New World Publications
本書には Bornella cf. adamsii の解説・写真が掲載されています。
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