ソバカスイバラウミウシ Bermudella harastii (Pola, Roldán & Padilla, 2014)

ソバカスイバラウミウシ Bermudella harastii

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>グロンボン
Date
2018/01/12
Size
10mm
Depth
25.0m
Water temperature
29.0℃

特徴

体長約 7 mm の小型のフジタウミウシ科の一種。体地色は半透明の白色で、頭部から背面にかけて半透明の褐色が乗り、体表全体に白色と褐色の細点が散らばる。外套膜の縁と頭部前縁には半透明の白色の長い乳頭状突起が並び、背面中央にもいくつかの乳頭が立つ。体側には 6 対の側方乳頭、二次鰓のすぐ前方には 2〜4 個の背面乳頭がある。触角は基部が褐色で、半分から先が半透明の白色を呈し、後ろ側にのみヒダ状の構造がある。二次鰓は半透明の褐色。

分布

模式産地はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州。原記載は同州沿岸で採集されたシノニム関係の不明だった個体群を分子解析によって新種として識別したもので、東オーストラリア沿岸から記録される。コケムシを食べる。

種小名の由来

種小名 harastii はオーストラリアの海洋生物学者 デイヴィッド・ハラスティ博士 (David Harasti) への献名。ニューサウスウェールズ州ネルソンベイで海産希少種 (タツノオトシゴ等) の保全研究に長年従事した功績にちなんで命名された。

補足

外見的には Bermudella zoobotryonOkenia angelensisOkenia distinctaOkenia mija といった近縁種に類似しており、分子系統解析によって隠蔽種として識別された。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Bermudella harastii の解説・写真が掲載されています。

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