アカスジツガルウミウシ Trapania vitta Gosliner & Fahey, 2008

アカスジツガルウミウシ Trapania vitta

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>沈船ポイント(リバティー)
Date
2016/09/25
Size
8mm
Depth
23.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

体長 2〜5 mm の小型種。体形は細長く凸型で、明瞭な外套膜の縁を欠き、鰓部で最も幅広い。頭部前縁は丸く、前足の縁は細長い触角に伸びる。口触手は比較的短く先端は丸い。触角は短く頑丈で 6〜7 枚の褶葉をもち、基部から先まで太さが均一。背側突起は短く細く湾曲し、鰓側突起は背側突起とほぼ同じ大きさで湾曲する。鰓は 3 枚の二羽枝からなる。
体地色は全身白色。前足触角・背側突起・鰓側突起は白色。口触手は赤褐色または橙色。触角は白色だが、前縁上部に赤褐色または橙色の線が入る。鰓葉も白色で、軸の同じ位置に赤褐色または橙色の線が入る。後足の先端は青灰色で、橙色の小斑が入ることがある。

分布

模式産地はインドネシア・バリ島の Amed。原記載時はバリ島、パプアニューギニア、フィリピン、慶良間諸島から記録されていた。

種小名の由来

種小名 vitta はラテン語で「リボン」「帯」を意味し、触角と鰓葉に入る橙色〜赤褐色の帯にちなむ。

補足

インド太平洋産 Trapania 属の新種記載 16 種の一つとして発表された。色彩の似た Trapania aurata (香港産) として誤同定されてきた個体を含むとされる。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Trapania vitta の解説・写真が掲載されています。

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