セナヒダビロウドウミウシ Thordisa oliva J. M. Chan & Gosliner, 2007
特徴
体長 6〜10 mm の小型種で、楕円形・低い背面をもつ。背面の地色は暗いオリーブグリーンで、淡褐色の円錐形の乳頭状突起と丸い結節が散在し、乳頭状突起は背面中央に集中する。触角鞘はおおむね滑らかだが、左右対称に 2 つの曲がった結節が突出する。触角は 10 枚の葉状板をもつ。鰓は完全格納式で 6 枚の三羽状、先端は乳白色。口の左右側面に一対の小さなくぼみがあるのが本種を識別する重要な特徴。生時は砂粒をまとう。分布
模式産地は南アフリカ・ソドワナ湾国立公園のジェッサーポイント、水深 2 m。原記載時は南アフリカと日本 (沖縄県・座間味島) から記録されていた。種小名の由来
種小名 oliva はラテン語で「オリーブ」または「オリーブの木」の意で、外套膜のオリーブグリーンの色彩にちなむ。補足
ブラジル産の Thordisa diuda と姉妹種関係にあると推定される。References
- Thordisa oliva sp. nov., Chan J.M. & Gosliner T.M. (2007). Preliminary phylogeny of Thordisa (Nudibranchia: Discodorididae), with descriptions of five new species. The Veliger. 48(4): 284-308.
- Thordisa oliva, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.
- セナヒダビロウドウミウシ(新称), 小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社.
本書に掲載されています
小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社.
誠文堂新光社
本書には Thordisa oliva の解説・写真が掲載されています。
Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)季節性
撮影地
撮影地を読み込み中...
セナヒダビロウドウミウシの写真
タグ: