ババサキシマミノウミウシ Luisella babai (Schmekel, 1972)

ババサキシマミノウミウシ Luisella babai

Location
スペイン>グラナダ>ラ エラドゥラ
Date
2017/08/13
Size
40mm
Depth
15.0m
Water temperature
23.0℃

特徴

体地色は半透明の白〜淡青色で、細長い体に長く尖った尾を持つ。体長は最大で約50ミリメートルに達する。背側突起は数列に分かれて並び、各突起の先端付近にはオレンジ色〜黄色の輪状の色帯が現れる。突起の最先端は白色不透明の色素を欠いて透ける。触角は櫛状で、口触手より明らかに短く、口触手は前方へ長く伸びる。

分布

原記載時は地中海から記載された。その後、地中海全域 (トルコ沿岸からクロアチア、イタリア半島周辺まで)、アドリア海、ならびにスペイン・ポルトガル・セネガル沖の東部大西洋でも記録されている。岩礁底の水深 5〜50 メートル付近で見つかる。

種小名の由来

種小名 babai は人名「Baba」のラテン語属格形で、日本の後鰓類研究を世界的水準に引き上げた馬場菊太郎博士 (1905-2001) への献名。

補足

属名 Luisella は本種を記載したドイツの後鰓類研究者 Luise Schmekel への献名として、2017 年に新設された属である。本種は当初 Flabellina 属に置かれていたが、分子系統解析で従来のミノウミウシ科から大きく離れた位置を占めることが明らかとなり、新科 Samlidae の単型属 Luisella としてあらためて整理された。CampanulariaBougainvilliaEudendrium 属などのヒドロ虫のコロニー上で観察され、これらを餌とする。
References
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら