モンガラキセワタ Hermania orca (Gosliner, 1988)

モンガラキセワタ Hermania orca

Location
日本>佐賀>唐津>ケーソン
Date
2017/07/15
Size
3mm
Depth
15.0m
Water temperature
24.0℃

特徴

体長は最大 5 mm 前後の極めて小型の頭楯類 (キセワタガイ類)。体地色は乳白色を基調とし、体表全体に黒色の不定形な斑紋が散在するのが特徴で、シャチ (種小名 orca の由来) を思わせる白黒模様を呈する。

外套膜の後端には短く先の丸い 1 対の突起 (尾突起) があり、左右の突起は同じ長さ。眼は頭楯の前縁付近に一対認められる。貝殻は内在性で外からは見えない。

分布

インド洋〜中部太平洋に広く分布。アルダブラ環礁、マダガスカル、マレーシア、パプアニューギニア、インドネシア、フィリピン、ミッドウェー環礁、日本 (本州中部以南)、ハワイ、ガラパゴスから記録される。サンゴ礁周辺の砂礫底や海藻間の細粒砂上に出現する。

種小名の由来

種小名 orca はラテン語で「シャチ (Orcinus orca)」を意味する。乳白地に黒色斑が散る本種の体色をシャチの白黒模様になぞらえた命名。

補足

Hermania Monterosato, 1884 は小型のキセワタガイ類で、いずれもサンゴ礁・砂礫底の interstitial 環境を好む。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Hermania orca の解説・写真が掲載されています。

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