キイロハケジタウミウシ Geitodoris lutea Baba, 1937
特徴
体長は約 32 mm。ドーリス型でやや扁平、外套膜は周囲全体で腹足を越えて張り出す。背面は微小な顆粒で密に覆われ、すべての顆粒の先端と触角の薄板部は暗褐色を帯びる。触角鞘の縁も顆粒状。二次鰓は両側に 3 葉ずつ計 6 葉が肛門乳頭を囲む円配置で並び、最後の対は二叉する。鰓腔の縁も顆粒状。口触手は指状で、腹足は細長卵形、前縁は二唇状で丸まって終わり、後端は鈍く尖る。背面の体地色は黄色で、中央に向かってやや濃色を帯びる。腹側も黄色。分布
模式産地は熊本県天草の富岡近郊。原記載時はこの 1 産地のみから知られていた。種小名の由来
種小名 lutea はラテン語で「黄色い」を意味し、本種の黄色の体地色にちなむ。補足
原記載の標本はいずれも黄色の海綿上から採集された。References