ヨツマタミノウミウシ Embletonia gracilis (Risbec, 1928)
特徴
体地色は半透明の白色。背側突起は太短く先端で分岐する。
中腸腺は食べたものによって白色から淡黄色、ピンク色などになる。
触角は平滑で短い。
ヒドロ虫を食べるとされる。
体長30mmに達する。
分布
タンザニア、クリスマス島、オーストラリア、ニューカレドニア、パプアニューギニア、フィリピン、日本、マリアナ諸島、ミッドウエー環礁、ハワイ、メキシコ補足
イズミヨツマタミノウミウシ Embletonia gracilis paucipapillata Baba & Hamatani, 1963 は異名References
- Embletonia gracile RISBEC, 1928 Yotsumata-minoumiushi (n. n.), Baba, K. 1959. A new record of an interesting species, Embletonia gracile Risbec, from Japan (Nudibranchia - Eolidacea). Publications of the Seto Marine Biological Laboratory 7(3):335-336, pl. 29.
- ヨツマタミノウミウシ, 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- イズミヨツマタミノウミウシ, 奥谷 喬司. (2000). 日本近海産貝類図鑑.
- ヨツマタミノウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- ヨツマタミノウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- Embletonia gracilis, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- ヨツマタウミウシ(改称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.