アンナウミウシ Chromodoris annae Bergh, 1877

アンナウミウシ Chromodoris annae

Location
インドネシア>スラウェシ島>レンベ
Date
2012/02/21
Size
25mm
Depth
15.0m
Water temperature
27.0℃

特徴

生時は背中央部および尾の正中部が赤味を帯びるウルトラマリン青で、ビロード状の黒で縁取られる。外套膜は黄色で内外に細い白縁をもち、足縁も黄色、触角および二次鰓葉はほぼクロムイエロー。背面は灰青色を地色とし、極めて細かく密に並ぶ灰色の点で覆われる。体側には 3 本の黒色縦帯が走る。固定標本では背中央部が明るい灰青色〜灰緑色となり、微細な明色点をもつ。本種に固有の極めて細かい点刻は近縁の Chromodoris elisabethina には欠け、両種を分ける外見的識別形質となる。

分布

模式産地はフィリピン海域・ブリアス島。西太平洋〜インドネシア海域に分布する。Chromodoris elisabethina と同所的に得られることがある。

種小名の由来

種小名 annae はラテン語化された女性名 Anna の単数属格で「アンナの」を意味する人名献名。原記載者は被献名者を本文に明示しておらず、献名対象は本文上は特定されない。

補足

原綴は Chromodoris Annae (献名語の頭文字を大文字にする 19 世紀の慣習)、現行表記 annae は ICZN 規約に基づく。Chromodoris elisabethina と外見でも紛らわしいが、背面の微細点刻と全体の彩度の高さで区別される。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Chromodoris annae の解説・写真が掲載されています。

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