アンティオペラ・バルバレンシス Antiopella barbarensis (J. G. Cooper, 1863)
アンティオペラ・バルバレンシスとは
北アメリカ太平洋岸のカリフォルニアを中心に分布するウミウシ。背中いっぱいに並ぶ細長い突起の先が青色にきらめき、2本の触角のあいだにはトサカのような隆起をもつ。特徴
体長は数cmになるマイヒメウミウシ属の一種。半透明の体の背面は、多数の細長い突起でびっしりとおおわれる。突起は内臓が透けて橙色から金色に見え、先端があざやかな青色にきらめくことが多い。2本の触角のあいだには、トサカのように縁が細かく波打つ隆起があるのが大きな特徴。分布
北アメリカ太平洋岸のカリフォルニア沿岸を中心に、北はサンフランシスコ湾から南はメキシコのバハ・カリフォルニア、カリフォルニア湾にかけて分布する。潮だまりから浅い海で見られる。種小名の由来
種小名 barbarensis は「サンタバーバラの」を意味し、カリフォルニア州サンタバーバラにちなむ。補足
コケムシを餌にする。カリフォルニア沿岸には本種によく似た北方系のハナヤギウミウシ(Antiopella fusca)が分布し、2種はまぎらわしいよく似た一対をなす。References
- Aeolis barbarensis n.sp., Cooper J.G. (1863). On new or rare Mollusca inhabiting the coast of California — No. II. Proceedings of the California Academy of Natural Sciences. Series 1, 3: 56-60.
- Antiopella barbarensis, Behrens D.W., Hermosillo A., Fletcher K. & Jensen G.C. (2022). Nudibranchs & Sea Slugs of the Eastern Pacific. Molamarine.
本書に掲載されています
Behrens D.W., Hermosillo A., Fletcher K. & Jensen G.C. (2022). Nudibranchs & Sea Slugs of the Eastern Pacific. Molamarine.
Molamarine
本書には Antiopella barbarensis の解説・写真が掲載されています。
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