ヨコジマキセワタ Tubulophilinopsis lineolata (H. Adams & A. Adams, 1854)

ヨコジマキセワタ Tubulophilinopsis lineolata

Location
日本>沖縄>慶良間諸島(座間味島・安室島・嘉比島・安慶名敷島)>唐馬ドラゴンレディ
Date
2012/05/03
Size
25mm
Depth
15.0m
Water temperature
25.0℃

特徴

体長は最大 40-50mm 程度の中型のキセワタ類。体地色は淡褐色から灰色で、背面には多数の暗褐色の細い横線が走る。頭楯の前端と外套楯の後端は藍色に染まる。頭部に瘤状の隆起があり、内部には長い管状の口球を持つ。殻は外見からは見えず、体内に痕跡的な平らで三角形の薄い殻を残す。

分布

インド-西太平洋の熱帯域に広く分布する。原記載時はオーストラリアから記録されていた。日本では相模湾以南で記録される。

種小名の由来

種小名 lineolata はラテン語で「細い線がある」を意味する lineata の縮小形で、背面の細い暗褐色横線にちなむ。

補足

砂泥底に潜って暮らす肉食性で、Aglajidae 類は他の頭楯類などを主に捕食する。本種は長い管状の口球を持つ近縁種群の一員で、同群の他種は BullaHaminoea などの泡殻類を捕食するが、本種固有の食性は記録されていない。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Tubulophilinopsis lineolata の解説・写真が掲載されています。

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