ツノキイボウミウシ Phyllidia elegans Bergh, 1869

ツノキイボウミウシ Phyllidia elegans

Location
日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>ホーシュー
Date
2014/01/28
Size
40mm
Depth
10.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

外套膜の地色はきわめて黒いが、青緑色および黄色味を帯びた幅広い領域に大きく押しのけられて目立たない。触角は黄色味を帯び、足底には黒色の中央線がより明瞭に走る。体形は優美でやや細長く、触角は短く太い。背面の縦走領域および周縁領域は不揃いな小山状に隆起する。二次鰓葉は細長い半月形を呈する。これらの特徴により、より黒地が目立つ Phyllidia varicosa と区別される。

分布

模式産地はフィリピン海域 (ボホール付近の水深 30 ファゾム)。現在はレユニオン、紅海、クリスマス島、ミャンマー、オーストラリア、バヌアツ、フィジー、ソロモン諸島、パプアニューギニア、インドネシア、マレーシア、パラオ、グアム、フィリピン、マーシャル諸島、日本など広くインド-西太平洋から記録されている。

種小名の由来

ラテン語の形容詞 elegans は「優美な、洗練された」を意味する。原記載のラテン診断中に「より優美な体形 (Forma elegantior)」と明記されており、種小名はこの優美な体形と模様にちなむ。

和名の由来

近似種との大きな識別点である触角の色彩にちなむ。

補足

原記載者は本種を Phyllidia varicosa と比較し、より明るい地色、外套の黒色がより目立たないこと、突起がより不揃いで、二次鰓葉がより細長く半月形である点で区別した。
References
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