ゴルドンコメツブガイ Acteocina gordonis (Yokoyama, 1927)

ゴルドンコメツブガイ Acteocina gordonis

Location
日本>静岡>大瀬崎>一本松
Date
2020/01/29
Size
5mm
Depth
15.0m
Water temperature
18.0℃

ゴルドンコメツブガイとは

千葉県松戸の更新世地層から化石として記載され、後に現生種としても日本沿岸から記録された微小なコメツブガイ類。殻長 3.4 mm 前後の厚みのある亜円筒形の殻で、螺塔は高く円錐形に挙上し、各螺層の中央に明瞭な螺状隆条が走る。

特徴

殻長約 3.4 mm のごく小型のコメツブガイ類。殻は厚みがあり、亜円筒形を呈する。螺塔は高く挙上し円錐形、殻頂は鈍く丸い。螺層は 4 と半巻きで、各螺層の中央に明瞭な螺状隆条が走り、その上部の肩部はやや凹む。殻表は完全に平滑で、刻線や肋を欠く。殻口は細長く、殻高よりわずかに短い。殻口の上部は線状で、下部に向かって徐々に拡がり、下端で最も広くなって丸まる。殻軸下部には強く斜走する鈍い縦褶 (襞) がある。内唇を覆う釉膜は下方で外側に広がり、殻底の一部を覆う。外唇はやや厚い。

分布

模式産地は千葉県松戸 (旧・西下総国) の上部武蔵野層 (更新世)。東京帝国大学地質学教室に保管されていた貝化石コレクションに含まれる単一標本に基づいて化石種として記載された。後に同種は現生種としても日本沿岸から記録されている。

種小名の由来

種小名 gordonis は、上部武蔵野層の貝化石コレクションを残した故ゴルドン・ヤマカワ氏への献名。記載者の横山又次郎は、東京帝国大学地質学教室に保管されていた同氏のコレクションを精査する過程で、本種を含むいくつかの新種を見出した。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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