マメウラシマガイ Ringicula doliaris A. A. Gould, 1860

マメウラシマガイ Ringicula doliaris

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2020/06/29
Size
2mm
Depth
20.0m
Water temperature
21.0℃

マメウラシマガイとは

北海道函館湾を模式産地とし、西太平洋に分布するマメウラシマガイ科の小型巻貝。殻長 5 mm 前後の薄手で卵形にやや膨らんだ白色半透明殻に、間隔の広い横走溝と尖った螺塔をもつ。

特徴

殻長約 5 mm の小型のマメウラシマ類。殻は薄く、卵形にやや膨らみ、白色で半透明。螺塔は尖り、4 つの丸い螺層をもつ。各螺層には間隔の広い横走溝が刻まれる。体層は大きく、縫合は深い。殻口は広く、外唇は薄く肥厚しない。軸唇には細く鋭い数本のひだがあり、頂部の壁ひだは小さく薄い。Ringicula kurodai に比べて殻が丸みを帯びる点で区別される。

分布

模式産地は北海道函館湾の砂泥底、水深 6 ファゾム (約 11 m)。西太平洋に分布し、日本各地で記録されている。

種小名の由来

種小名 doliaris はラテン語で「小樽の」を意味し、dolium (樽、大瓶) に由来する。殻の樽形に膨らんだ形状にちなむ。

補足

原記載は米国北太平洋探検遠征隊が持ち帰った標本に基づく。なお、別著者により後年同じ Ringicula doliaris の組み合わせで記載された個体群は、現在は Ringicula niinoi として扱われている (ホモニム関係)。
References
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