シリブトカイコガイ Pyrunculus phialus (A. Adams, 1862)

シリブトカイコガイ Pyrunculus phialus

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2021/02/12
Size
4mm
Depth
24.0m
Water temperature
17.0℃

シリブトカイコガイとは

日本近海の砂泥底に生息する頭楯目の小型巻貝。殻長数 mm の円筒〜やや錐形の殻で、深く穿たれた殻頂のすぐ下で軽くくびれ、外唇後角が強く張り出すのが特徴。

特徴

殻長数 mm の小型の頭楯類で、殻は円筒形からやや錐形を呈する。殻の前方はやや細まり、深く穿たれた殻頂のすぐ下で軽くくびれる。前後両端は横の刻線で飾られる。殻口は線状で、後方でくびれ前方で広がる。軸唇は直線的で単純、外唇は後方が強く張り出す。原記載で識別形質とされたのは、殻頂直下の前面のくびれ、外唇後角の張り出し、単純な直線状の軸唇である。

分布

模式産地は日本沿岸の蓑島、水深 63 尋。日本近海から記録される。

種小名の由来

種小名はラテン語 phiala (ギリシャ語 phialē) に由来し、献酒用の浅い杯を指す。殻の形がこの杯を想起させたことにちなむ。男性属の Pyrunculus に移されたのち、語尾を phialus に整えた。

補足

原記載は Sao phiala として、中国および日本近海の Cylichnidae・Bullidae・Philinidae 新種報告のなかで発表された。
References
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