コチョウウミウシ Crosslandia viridis Eliot, 1902

コチョウウミウシ Crosslandia viridis

Location
日本>長崎>辰ノ口
Date
2024/04/28
Size
20mm
Depth
5.0m
Water temperature
18.0℃

特徴

体色は鮮やかな緑色から黄褐色、暗褐色まで個体変異に富み、生息する海藻や海草に擬態する。体表には白色の小突起や青色・褐色の斑紋が散在することがあるが、これらを欠く個体も少なくない。背側突起は左右1対で大きく葉状に広がり、先端が2分岐する個体も見られる。触角は先端が触角鞘に収まり、触角鞘および触角の縁には褶葉状のひだがある。一見ゴクラクミドリガイ属の囊舌類に似るが、この触角鞘の褶葉によって区別できる。体長は30mmに達する。

分布

模式産地はザンジバル(タンザニア沖)。インド洋から西太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布し、日本では本州中部以南で記録されている。

種小名の由来

ラテン語の viridis(緑色の)に由来し、本種の鮮やかな緑色の体色に因む。

補足

海草(特に Thalassodendron など)や海藻に着生するヒドロ虫を餌とし、宿主に擬態した体色で潜む。Crosslandia fusca Eliot, 1902 および C. orientalis Thiele, 1925 は本種のシノニムとされる。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Crosslandia viridis の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら