ウチワカンテンカメガイ Corolla spectabilis Dall, 1871

ウチワカンテンカメガイ Corolla spectabilis

Location
日本>東京>小笠原>長崎
Date
2019/07/28
Size
40mm
Depth
4.0m
Water temperature
24.0℃

特徴

全長 40〜70 mm に達する大型の浮遊性ウミウシ類で、擬有殻翼足類に属する。完全な遊泳生活に適応しており、透明な寒天質のスリッパ状の偽殻のなかに体本体が収まる。偽殻は左右対称で扇形から舌形を呈する。体本体からは左右に大きく発達した翼板が伸び、これを羽ばたかせて泳ぐ。粘液網を用いる濾過摂餌により、微小な植物プランクトンや有機物粒子を捕らえる。

分布

模式産地は北米南東岸および北太平洋。両半球の温帯から熱帯外洋に広く分布し、日本近海でも記録される。

種小名の由来

種小名 spectabilis はラテン語で「見事な、目を引く」の意。透明な大型の偽殻と優美に羽ばたく翼板から命名された。

補足

擬有殻翼足類に属する大型種。Cymbuliopsis vitrea Heath & Spaulding, 1901 は本種のジュニアシノニムとされる。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Corolla spectabilis の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら