ネプトゥナズレア・ポーテラエ Neptunazurea porterae (T. D. A. Cockerell, 1901)

ネプトゥナズレア・ポーテラエ Neptunazurea porterae

Location
アメリカ>カリフォルニア>サンディエゴ>End of the Rainbow
Date
2019/11/05
Size
??mm
Depth
??m
Water temperature
??℃

特徴

体長は最大でも35mmほど、多くは10〜30mm程度の小型のウミウシ外套膜は濃い青色で、縁を細い白線で縁取られる。背面の正中線には淡い青白色の1本の線が走り、体の両側には触角の基部から鰓のうしろまで伸びる鮮やかな黄色の帯が1本ずつ入る。青地に黄色と白の対比がはっきりした、よく目立つ配色をもつ。

分布

東太平洋の固有種で、カリフォルニア州のモントレー湾から南はメキシコ・バハカリフォルニアのトルトゥガス湾まで分布する。潮間帯から水深約18mの岩礁でみられる。原記載はカリフォルニア州ラホヤの潮だまりで得られた標本に基づく。

種小名の由来

種小名 porterae は、記載者コッケレルが妻ワイルマット・ポーター・コッケレルにちなんで名づけたもの。彼女の旧姓 Porter に女性の属格語尾 -ae を付けた形である。

補足

海綿を食べ、非骨片性の海綿 Dysidea amblia を餌とすることが知られる。餌に由来する防御物質を外套の縁に沿った腺に蓄えており、鮮やかな体色はこれを捕食者に知らせる警告色と考えられている。東太平洋には同じように青地に黄色い線をもつイロウミウシ科の種が複数分布し、互いによく似た色彩のグループ(ミミクリー複合)を形成する。英語では Porter's chromodorid、Mexican sea goddess などと呼ばれる。小型で青いイロウミウシ類をまとめるため2025年に新設された Neptunazurea 属に置かれた。
References

本書に掲載されています

Helmut Debelius, Rudie H. Kuiter. (2007). Nudibranchs of the World. 表紙

Helmut Debelius, Rudie H. Kuiter. (2007). Nudibranchs of the World.

IKAN-Unterwasserarchiv

本書には Neptunazurea porterae の解説・写真が掲載されています。

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