シラツユミノウミウシ Herviella albida Baba, 1966

シラツユミノウミウシ Herviella albida

Location
日本>神奈川>真鶴
Date
2018/11/30
Size
10mm
Depth
0.2m
Water temperature
19.0℃

特徴

体長は 8 mm 前後の小型のミノウミウシ類。体地色は黄白色で、背面はやや濃い黄色味を帯び、腹足は無色。頭部や背面には不透明な白色の小斑が散在するが、体側や背側突起には及ばない。頭部にはうすい黒色の U 字形紋があり、触角の基部のあいだには黒い台形の斑紋が入る。口触手は不透明な白色で、下半に黒い縦帯が走る。触角は上半が不透明な白色、下半は黄色味を帯び、中ほどに黒い帯が一本入る。触角の後方の背側縁にも黒い縦帯が走る。
背側突起は細長い紡錘形で、伸ばすと背腹方向にやや扁平になる。各突起の先端は無色透明で、その下に幅広い不透明白色の帯、さらにその下にもう一本の白帯が入る。基部近くには無色の腺細胞が集まる。突起内の肝盲嚢は中ほどがふくらんで瘤状になり、外から黒っぽい斑として透けて見える。

分布

模式産地は和歌山県白浜の瀬戸 (紀伊)。

種小名の由来

ラテン語 albidus (白っぽい・白色を帯びた) の女性形で、近縁の Herviella yatsuiHerviella affinis に見られる黒色斑がほとんどなく、全体に白っぽい印象を与えることに由来する。和名「シラツユミノウミウシ」(白露蓑海牛) も同じく体色の白さを白露にたとえたもの。

補足

外見的には Herviella affinis よりも Herviella yatsui に近いが、体表に黒色斑をほぼ欠く点と背側突起内の肝盲嚢が中ほどで瘤状にふくらむ点で区別される。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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