クルノン・グラヌローサ Curnon granulosa (Vayssière, 1906)
- Location
- 南極
- Date
- 2025/02/16
- Size
- 35mm
- Depth
- 8.0m
- Water temperature
- 0.0℃
クルノン・グラヌローサとは
南極海域に生息する有殻後鰓類の一種。足よりも幅広い外套膜全面に大小不同の粒状の円錐突起が散在し、半透明〜不透明の白色の体に翼状に広がる外套膜縁をもつ。特徴
外套膜の顕著な特徴として、足よりも幅広く、大小不同の不規則な円錐形の突起が多数散在する。外套膜の縁は波打つように翼状に広がり、小さな突起が散見される。体色は半透明から不透明の白色で、外套膜の縁や突起の先端には白色の色素が濃縮していることが多い。分布
原記載 (Vayssière, 1906) は、フランス人医師・極地探検家ジャン=バティスト・シャルコーが率いたフランス南極探検 (Expédition Antarctique du Dr Charcot) で採集された個体にもとづく。南極海域に分布する。種小名の由来
種小名 granulosa はラテン語 granulosus の女性形で「粒のある、粒状の」を意味する形容詞。外套膜全体に散在する粒状の円錐突起にちなむ。補足
原記載は Charcotia granulosa Vayssière, 1906 として、シャルコー博士への献名属 Charcotia に置かれた。シャルコー (1867–1936) は二度にわたって南極探検船「フランセ号」「プールクワ・パ号」を率い、その航海で多数の海洋生物が新種として記述された。References