シロカメガイ Cavolinia gibbosa (A. d'Orbigny, 1835)
シロカメガイとは
世界の温帯〜熱帯海域の外洋に分布する有殻翼足類で、白色半透明の殻と前腹縁の鋭い稜角で見分ける。特徴
殻は白色半透明で、稀に褐色の細い縞が入る。前腹縁部に稜角があり、側面から見ると鋭角に突出する。背殻には 5 本の縦畝が走り、後方はわずかに反る。ひさしはあまり強く曲がらず、前縁および側縁に浅い凹入がある。側翼は短い。分布
原記載時は南米沖の航海で得られた個体に基づき記載された。その後の記録は全世界の温帯〜熱帯外洋域に広がる。種小名の由来
種小名 gibbosa はラテン語で「こぶのある」「ふくらんだ」の意で、殻の膨らんだ形にちなむ。補足
ハダカカメガイ科 (Cavoliniidae) に属する有殻翼足類で、外洋性のプランクトンとして生活する。References
- Hyalaea gibbosa, Orbigny A.D. d' (1834-1847). Voyage dans l'Amérique méridionale (le Brésil, la république orientale de l'Uruguay, la République argentine, la Patagonie, la république du Chili, la république de Bolivia, la république du Pérou), exécuté pendant les années 1826, 1827, 1828, 1829, 1830, 1831, 1832 et 1833. 5(3): Mollusques. Paris: Pitois-Levrault.
- 奥谷喬司. (2017). わが国近海に見られる浮遊性巻貝類 V 有殻翼足類・カメガイ亜科. うみうし通信. 92.