コンニャクウミコチョウ Sagaminopteron nigropunctatum Carlson & Hoff, 1973

コンニャクウミコチョウ Sagaminopteron nigropunctatum

Location
日本>沖縄>宮古島>ウミウシ御殿
Date
2018/06/10
Size
10mm
Depth
10.0m
Water temperature
26.5℃

特徴

体長は概ね3〜13mm。体地色は半透明の灰色から薄桃色で、細かな黒色斑が散在し、灰白色から淡クリーム色の小さな瘤状の白点が点在する。白点の部分はわずかに盛り上がる。頭楯前縁の左右に橙色の斑、旗状突起の縁、側足縁、内臓嚢後部の突起縁にも橙色の縁取りが入り、地色のグレーと相まってホストのカイメン上ではよく溶け込む。翼足は同属他種に比べて短く、遊泳することはまれで、底面を這うように生活する。

分布

模式産地はグアム島マリーゾ村ビレ湾。インド洋から西太平洋にかけて広く分布し、レユニオン、タンザニア、モルディブ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア、パプアニューギニア、ロタ、グアム、パラオ、フィジー、日本などから記録されている。

種小名の由来

ラテン語の niger(黒い)と punctatum(点のある)に由来し、体表に散在する細かな黒色斑を指す。

補足

カイメン科の Dysidea 属を専食する。同属の Sagaminopteron bilealbum はおなじ Dysidea 属の別種カイメンに付き、共に同所的に見られることがある。S. bilealbum と比べると翼足がより短く、遊泳行動を示さず、黒色斑と橙色の色斑を持つ点で外見上区別できる。和名はコンニャクウミコチョウ。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Sagaminopteron nigropunctatum の解説・写真が掲載されています。

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