タイワンナツメ Bulla ampulla Linnaeus, 1758

タイワンナツメ Bulla ampulla

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>スラヤ
Date
2020/02/19
Size
20mm
Depth
8.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

殻をもつ頭楯目の一種で、殻は球形に近くふくらみ、やや光沢がある。殻長は最大約 6 cm に達し、クリーム色の地に暗い紫褐色の斑紋が不規則に入る。殻口は殻全体とほぼ同じ長さで、外唇の後端は殻頂を超えて伸びる。軸唇は逆 S 字状で滑らかな薄い滑層をもつ。軟体部は肉厚で、褐色とオレンジ色のまだら模様に白い斑点が散る。触角は筒状。

分布

熱帯インド・西太平洋に広く分布し、紅海、東アフリカ沿岸からオーストラリア北部、日本南部 (八丈島など)、フィリピン、インドネシアにかけて記録される。スエズ運河を経由して地中海にも侵入が報告されている。

種小名の由来

ラテン語の ampulla は古代ローマで香油やワインを入れるために使われた丸い胴体をもつ小型のフラスコ (壺) を意味し、本種の丸く膨らんだ殻形状にちなむ。

補足

夜行性で、日中は砂泥底に潜るかサンゴ片の下に隠れ、夜間に海藻や海草を食べる。潮間帯から水深約 70 m までの砂泥底や藻場に生息する。産卵時には鮮やかな黄色からオレンジ色のゼリー状の紐を産み出す。
References
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