ウツセミガイ Akera soluta (Gmelin, 1791)

ウツセミガイ Akera soluta

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2021/01/23
Size
22mm
Depth
7.0m
Water temperature
17.0℃

ウツセミガイとは

房総半島以南の浅海の海藻上に生息するアメフラシ目の小型種。殻長 2.5 cm 前後の卵形の薄い外在性の殻と、殻からはみ出した細長い軟体をもち、大きく発達した側足を使って海藻上を泳ぐことができる。

特徴

殻長は約 2.5 cm、伸長時の体長は約 4 cm。殻は外在性で大きく卵形、脆く、数層の螺層を巻き、殻頂部は平たい。縫合部に切れ込みがあり、蓋はもたない。軟体は細長く、後方は膨らんで殻に覆われるが、殻内に退縮できない。頭部は小さく、触角はない。側足は大きく発達し、これを用いて海藻上を泳ぐ。海藻を食べる草食性。

分布

奥谷編 (2000)『日本近海産貝類図鑑』では、房総半島以南、オーストラリア、インド洋の浅海の海藻上から記録されている。

種小名の由来

種小名 soluta はラテン語動詞 solvere (緩める、解き放つ) の女性形受動分詞で「解き放たれた、自由になった」を意味する。

補足

日本産個体について、波部 (1961)『続原色日本貝類図鑑』では別種 Akera constricta Kuroda, 1947 として記述された。WoRMS では A. constricta は本種の主観的同名 (junior subjective synonym) として扱われている。
References

本書に掲載されています

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社. 表紙

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社.

誠文堂新光社

本書には Akera soluta の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら