ニヨリセンテンイロウミウシ Hypselodoris maculosa (Pease, 1871)
- Photographed by
-
クリオネダイバーズ:宇都宮
- Location
- 日本>静岡>雲見>牛着岩
- Date
- 2018/12/03
- Size
- 5mm
- Depth
- 17.0m
- Water temperature
- 20.0℃
特徴
体地色は半透明の乳白色。外套膜最外周は赤色で縁取られる。
外套膜の前縁と後端、尾部は紫色になる傾向があり、そこに白色の細点が集中して入る。
背面には白色の細線が縦に数本入る。また、この細線の間に赤褐色の斑紋が入る。
触角は白色で橙色の輪が2本入る。
二次鰓は白色で赤色の斑紋が入る。
40mmに達する。
分布
南アフリカ、マダガスカル、タンザニア、モーリシャス、セーシェル、リユニオン島、紅海、タイ、オーストラリア、バヌアツ、インドネシア、パプアニューギニア、フィリピン、ニューカレドニア、トンガ、パラオ、グアム、マーシャル諸島、日本、ソシエテ諸島、キリバス補足
Hypselodoris decorata とは触角の輪の数で見分けるReferences
- Baba, K. (1994). Descriptions of four new, rare or unrecorded species of Hypselodoris (Nudibranchia: Chromodorididae) from Japan. Venus. 53(3): 175-187. page(s): 175
- センテンイロウミウシ, 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- センテンイロウミウシ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- センテンイロウミウシ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉.
- センテンイロウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- センテンイロウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- センテンイロウミウシ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.
- Hypselodoris maculosa, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- Epstein, H. E.; Hallas, J. M.; Johnson, R. F.; Lopez, A.; Gosliner, T. M. (2018). Reading between the lines: revealing cryptic species diversity and colour patterns in Hypselodoris nudibranchs (Mollusca: Heterobranchia: Chromodorididae). Zoological Journal of the Linnean Society. 48: 1-74., available online at https://doi.org/10.1093/zoolinnean/zly048
- センテンイロウミウシ, 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.
- Hypselodoris maculosa, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.
- ニヨリセンテンイロウミウシ, 中野 理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版.
