ツノトゲホリミノウミウシ Eubranchus rubropunctatus Edmunds, 1969
特徴
体地色は半透明の褐色。体表には白色と茶色の細点が密に入る。
背側突起は太く、大きく、複数の突起がある。
先端は先細り、この部分に黄色、青色、黄色の順で色帯が入る。青色の色帯の部分には数個の紫色の点が入る。
触角には小さな突起が多数入る。色は体地色と同じで、白色と茶色の細点が密に入る。
15mmに達する。
和名
「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にて提唱されたが、論文中で和名・学名が逆転している。補足
Eubranchus mandapamensis (Rao, 1968) の異名とする研究者もいる。References
- エウブランクス・ルブロプンクタートゥス, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- Eubranchus mandapamensis, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- ツノトゲホリミノウミウシ*(新称), 中野理枝, 朝倉知子, 池田紫, 石川雅教, 今本淳, 岩瀬南美, 西田和記, 堀江諒, 山田久子, 渡井久美. 2017. 奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告. Kuroshio Biosphere 11. 41-60. +5pls.
- ツノトゲホリミノウミウシ(改称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.
- Eubranchus mandapamensis, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.