アマミミドリガイ Edenttellina pseudochloris (Kay, 1964)

アマミミドリガイ Edenttellina pseudochloris

Location
日本>東京>八丈島>底土(三又)
Date
2016/07/16
Size
6mm
Depth
5.0m
Water temperature
22.0℃

アマミミドリガイとは

インド・西太平洋のサンゴ礁域に分布する小型の有殻嚢舌類で、緑色の体に薄い二枚貝状の貝殻を持ち、ミル属の緑藻に付着する点で見分ける。

特徴

殻長は数 mm 程度の小型種。貝殻は薄く、左右に偏平な二枚貝状の形をしており、輪郭は卵形〜三角形を呈する。前端(腹側)が丸く膨らみ、後端に向かって細く絞られる。殻頂は前方寄りに位置し、背縁(ヒンジ側)はわずかに湾曲してほぼ直線状、腹縁側はやや平坦。殻表面に特別な模様や斑点はなく無地。軟体部は緑藻の色素により全体に緑色を帯び、頭部や頸部には小さな白色斑が散る。

分布

原記載時はハワイ・カウアイ島コロア近海で得られた個体に基づき記載された。その後はフィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、インドネシア、日本(奄美大島・沖縄)など、インド・西太平洋のサンゴ礁域に広く記録されている。

種小名の由来

種小名 pseudochloris は接頭辞 pseudo-(疑似の)と種小名 chloris(東太平洋に分布する近縁種 Edenttellina chloris の種小名)の合成で、「chloris に似て紛らわしいもの」を意味する。

補足

ミル属の緑藻 Caulerpa racemosa(フサイワヅタ)を主な餌とし、二枚貝のような外見ながら腹足類に属する嚢舌類。プランクトン浮遊期を経る発生をおこなう。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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