サクラミノウミウシ Sakuraeolis sakuracea Y. Hirano, 1999

サクラミノウミウシ Sakuraeolis sakuracea

Location
日本>神奈川>葉山>権太郎岩
Date
2013/02/17
Size
30mm
Depth
10.0m
Water temperature
18.0℃

特徴

体と頭部 4 触手は半透明の白色。内臓嚢は桃色で、体表を通して透けて見える。背側突起は不透明な桃白色で、突起内の中腸腺はほとんど外から透けない。背側突起は常に槍状で、わずかに隆起した台座から馬蹄形のクラスターを成して並ぶ。心嚢前のクラスターは 2 列以上、心嚢後のクラスターは後方ほど列数が減る。触角口触手はいずれも平滑で、口触手の方がやや長い。顎は赤桃色で体表から透けて見え、足前縁の溝の内面は赤褐色。生時の最大体長 45 mm。

分布

模式産地は千葉県小湊。原記載時は相模湾、千葉県小湊 (房総半島)、瀬戸内海・向島から記録されていた。

種小名の由来

種小名 sakuracea は、背側突起の桃色がサクラの花の色に似ることに由来する。

補足

ヒドロ虫Solanderia misakiensis (センナリウミヒドラ) をホストとし、そのポリプを食べて群体上に産卵する。卵塊は白く、薄い波打つ螺旋状を呈する。同所的に出現する Sakuraeolis gerberina とは、生時の色彩で外見的に区別される — S. gerberina は背側突起先端に幅広い不透明白色のリングをもち、中腸腺が赤橙〜黄橙色に透けて見える。
References
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学術データベース

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