サラサウミウシ Goniobranchus sp.16
- Photographed by
-
KIMOTO Nobuhiko
- Location
- 日本>静岡>田子・浮島・堂ヶ島>白崎
- Date
- 2016/03/04
- Size
- 30mm
- Depth
- 15.0m
- Water temperature
- 16.0℃
特徴
体地色は白色。背面は赤色の網目模様で覆われる。(若齢個体はこの網目模様を欠く)
外套膜最外周は黄色の細い線で囲まれる。
その内側には、やや幅の広い白色帯があり、外套腺が並ぶ。
この領域に赤色の斑紋が並ぶ。
触角は茎部が半透明の白色。褶葉は赤色で、白点が入る。
二次鰓は半透明の白色で軸が赤色。
コモンウミウシ Chromodoris 属 からゴニオブランクス属に移された。
95mmに達するとされる。
分布
日本種小名
Goniobranchus tinctorius とされていたが、紅海およびオマーンに限定される種とされた和名
更紗模様に因むReferences
- 更紗うみうし(新称), 藤田經信. (1893). 相州三浦三崎近傍ノ隱鰓うみうし科(Cryptobranchiate Nudibranchiata)(第五十三號ノ續キ)、動物學雜誌 5(55): 163-167.
- サラサウミウシ Glossodoris alderi, 生物學御研究所編. (1949). 相模湾産後鰓類図譜.
- レティクラータ, 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- サラサウミウシ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- サラサウミウシ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉.
- サラサウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- サラサウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- Goniobranchus sp. 8, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- サラサウミウシ, 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.
- Goniobranchus sp. 8, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.