ユキウサギウミウシ Verconia hongkongiensis (Rudman, 1990)

ユキウサギウミウシ Verconia hongkongiensis

Location
日本>東京>八丈島>乙千代ヶ浜
Date
2025/12/29
Size
8mm
Depth
12.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

外套膜は細長い卵形で、張り出しは比較的広い。外套膜と体は均一な白色で、外套膜の裾は縁付近を除いてやや半透明。触角は柄部が透明、棍部が白色で、各薄板の縁が鮮やかな橙色。二次鰓は半透明白色で、各鰓と薄板の縁が鮮やかな橙色で縁取られ、単羽状をなす。腹足の前角は伸びて細長く、生体では先細りの触手状。

分布

模式産地は香港・Wang Chau。原記載時は香港の単一個体のみから記録されていた。後年の観察では日本でも記録されている。

種小名の由来

種小名 hongkongiensis は模式産地の香港 (Hong Kong) に由来する地名形容詞。

和名の由来

触角と鰓全体が赤色である特徴を、雪うさぎの目に見立てたもの。

補足

本種は触角薄板と二次鰓の縁全体が鮮やかな橙色で縁取られる点で、近縁の Verconia simplex (橙色は触角・二次鰓の先端のみ) や Chromodoris nona から識別される。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Verconia hongkongiensis の解説・写真が掲載されています。

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