ハラックサウミウシ Hallaxa indecora (Bergh, 1905)
- Location
- 日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>ホーシュー
- Date
- 2014/04/24
- Size
- 5mm
- Depth
- 5.0m
- Water temperature
- 22.0℃
特徴
体長 15 mm、体幅 13 mm、体高 7 mm に達する小型のドーリス類。体形は卵形で、完全に平滑な背面はやや膨らみ、外套縁は幅広く、ときに波状にうねりながら足を全周にわたって越えて張り出す。触角は小さく、鰓は 10 枚の単純で比較的小型の葉から成る。口触手は欠く。足は比較的狭く、足縁も狭く、尾はあまり短くなく先細りになる。皮膚に骨片や硬化細胞をもたない。体色は全体に白色で、小さな触角と小さな鰓も同様に白い。分布
模式産地はインドネシア・アル諸島東岸 Pulu Jedan の錨地 (Siboga 探検航海ステーション 273)。原記載時はこの 1 地点のみから知られていた。現在はインド-西太平洋に広く分布する。種小名の由来
種小名 indecora はラテン語 in- (否定) + decorus (美しい、装飾された) の合成形容詞の女性形で「装飾のない、簡素な」の意。先行する H. decorata「装飾された (もの)」との対比に基づく命名と考えられる。補足
原記載時の組合せは Halla indecora。属名 Halla は環形動物で先取されていたため、後に代替属名 Hallaxa が提唱され、現組合せ Hallaxa indecora となった。References
- ハラックサウミウシ(新稱), Baba K. (1949). Opisthobranchia of Sagami Bay collected by His Majesty the Emperor of Japan (相模湾産後鰓類図譜). Iwanami Shoten, Tokyo. 4+2+194+7 pp., pls. 1-50.
- Hallaxa indecora (genus context), Miller M.C. (1987). Hallaxa gilva, a new dorid nudibranch (Gastropoda: Opisthobranchia) from New Zealand. New Zealand Journal of Zoology. 14(1): 123-129.
- 高岡生物研究会. (2002). 日本海のウミウシ. 第2版.