アミメタマゴガイ Roxaniella multistriata (Schepman, 1913)

アミメタマゴガイ Roxaniella multistriata

Location
日本>東京>八丈島>(旧)八重根港
Date
2022/12/14
Size
5mm
Depth
5.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

殻長 10 mm 前後の小型の頭楯類。軟体部は半透明の灰色を基調とし、体表全体に白色の細点が散在する。貝殻は光沢のある半透明の白色で、薄質。貝殻を覆う薄い軟体部 (mantle) には褐色の不定形な斑紋が散在する。

砂底や砂泥底に半埋没した状態で生活し、刺激を受けると砂中に潜って身を守る。

分布

インド洋〜西太平洋〜中部太平洋〜南大西洋にかけて広く分布する熱帯〜亜熱帯種。砂底域の浅所〜中深度に出現する。

種小名の由来

種小名 multistriata はラテン語 multus (多くの) + striatus (条のある、筋目のある) の合成で、「多数の細条を持つ」を意味する。貝殻表面に走る微細な螺旋状の溝にちなむ。

和名の由来

貝殻に網目状の彫刻があり、その網目模様にちなむ。

補足

和名「アミメタマゴガイ」は中野 2017「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」 (Kuroshio Biosphere) において提唱された。属 Roxaniella Monterosato, 1884 は Roxania Leach, 1847 に類縁の小型有殻頭楯類で、地中海・大西洋を含む広域に分布する。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Roxaniella multistriata の解説・写真が掲載されています。

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