ツメウミウシ Notobryon clavigerum Baba, 1937

ツメウミウシ Notobryon clavigerum

Location
日本>静岡>田子・浮島・堂ヶ島>浮島ビーチ
Date
2016/03/04
Size
20mm
Depth
5.0m
Water temperature
15.0℃

特徴

体長は約 80 mm の大型ツメウミウシ類。頭部は半円形のヴェールに拡張し、波打つ縁をもつ。触角鞘は前縁と後縁の双方に縦走隆起を有する点が本種の最重要の鑑別形質。葉状突起は後方の対が前方の対に比べてわずかに小さい。葉状突起の縁は平滑だが、先端は外向きに反り返って爪状の小突起を 1 列ずつ備え、前方の葉状突起では 5 個、後方では 3 個。鰓は大きく樹枝状で各葉状突起に 3〜4 個、後端の背にも 1 個。尾は長く、中央に低く全縁の隆起をもつ。体側に小型円錐結節が 1 列。

生体スケッチによれば体地色は黄色で、葉状突起の上面と体側を主として青色斑紋がある。

分布

模式産地は相模湾・甘ダイバ (水深約 91 m)。

種小名の由来

種小名 clavigerum はラテン語の clava (棍棒・爪) + -ger (担う・帯びる) の中性形容詞で「爪状のものを帯びるもの」の意。葉状突起先端に並ぶ爪状小突起の存在に由来する。

補足

同属の Notobryon wardi および Notobryon bijecurum からは、(1) 葉状突起先端の爪状小突起を 3〜5 個もつ点、(2) 触角鞘の後縁だけでなく前縁にも縦走隆起をもつ点で区別される。
References
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら