ビワガタナメクジ Dolabrifera dolabrifera (Cuvier, 1817)
特徴
体地色は褐色を帯びた乳白色、緑色、赤褐色、黒色など様々。貝殻はなく側足もない。
背面には小突起が散在する。また、褐色や体地色よりも暗色の不定形な斑紋が入る。
触角と口触手は短い。色は体地色と同じか、やや明るい色になる。
60mmに達する。
分布
環太平洋和名
和名の由来は洋ナシ型の体型を和楽器の琵琶に見立てて。References
- ビワガタナメクジ(新稱), 生物學御研究所編. (1949). 相模湾産後鰓類図譜.
- アカチャウミナメクジ(仮称), 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- ビワガタナメクジ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- ビワガタナメクジ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- ビワガタナメクジ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- ビワガタナメクジ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.
- Dolabrifera dolabrifera, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.