ビワガタナメクジ Dolabrifera dolabrifera (Rang, 1828)

ビワガタナメクジ Dolabrifera dolabrifera

Location
日本>静岡>大瀬崎>柵下
Date
2018/11/12
Size
6mm
Depth
3.0m
Water temperature
20.0℃

特徴

内殻を体内に持つアメフラシ類で、平たく洋ナシ形をした体型が特徴。体長は最大約90mm。外側に貝殻はなく、側足もない。体地色は褐色を帯びた乳白色から緑色、赤褐色、黒色まで個体変異が大きく、暗色の不定形な斑紋が散在する。背面には小さな突起が多数あり、水中では立ち上がって見えるが、海から取り上げると倒れて目立たなくなる。触角口触手はいずれも短く、体地色と同じか、やや明るい色を呈する。

分布

広く環インド洋〜環太平洋にかけて分布する汎熱帯種。模式産地はインド洋のレユニオン島(原記載時のブルボン島)で、海岸近くの汽水域や泥底に沈んだ石の下から発見された。日本では本州中部以南から沖縄まで記録がある。

種小名の由来

種小名 dolabrifera はラテン語の dolabra(斧、手斧)と -fer(〜を持つ)の合成語で、「斧を持つもの」の意。細長い四角形をした内殻の形状に由来する。

補足

和名「ビワガタナメクジ」。潮間帯から浅海の岩礁・タイドプールに生息し、岩陰や転石の下に潜むことが多い。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Dolabrifera dolabrifera の解説・写真が掲載されています。

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