オオベニシボリ Bullina nobilis Habe, 1950
オオベニシボリとは
日本周辺を中心としたインド・西太平洋に分布するベニシボリ科の小型巻貝。殻長 30 mm に達する卵形の白色殻に、2 本の幅広いピンク色の螺帯と弓状の細いピンク縦線が走る、華やかな模様の種。特徴
ベニシボリに似るが一回り大きく、殻長は最大 30 mm に達する。卵形の白い殻に 2 本の幅広いピンク色の螺帯が入り、その間には細いピンクの縦線が弓状に走る。軟体部は半透明の白色から黄白色で、白い細点が散在する。分布
日本周辺を中心とし、中国・ベトナム沿岸からも記録がある。模式産地は日本近海。種小名の由来
種小名 nobilis はラテン語で「高貴な」「優れた」の意。ベニシボリより一回り大きく、殻の色彩がより華やかなことに由来すると考えられる。1950 年に波部忠重(Habe T.)が黒田徳米編『日本貝類図譜 (Illustrated Catalogue of Japanese Shells)』第 1 巻第 3 部「Hydatinidae, Bullidae and Akeridae in Japan」(pp. 17-24, pl. 3) で記載した。補足
ミスガイやベニシボリ同様、ミズヒキゴカイ科の多毛類を食べる捕食性の貝類。和名「オオベニシボリ(大紅絞り)」はベニシボリより大型であることに由来する。
References
- Bullina nobilis n.sp., Habe T. (1950). Hydatinidae, Bullidae and Akeridae in Japan. In: Kuroda T. (ed.) Illustrated Catalogue of Japanese Shells, 1(3): 17-24, pl. 3.
- オオベニシボリ Bullina nobilis Habe, 1950, 奥谷喬司. (2000). 日本近海産貝類図鑑. 東海大学出版会.
季節性
撮影地
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