コウライニンジンウミウシ Trinchesia sp.81
特徴
体地色は半透明の褐色。背面はほぼ全体が白色になる。
触角の横とその後方に白色の太い突起がある。
外套の後方にも2本の突起がある。
この突起の基部には褐色の輪があり、その先に橙黄色の色帯があり、先端は半透明の白色になる。
触角と口触手は平滑。色は半透明の褐色。
頭部は褐色を帯びる。
10mm程度。
分布
日本種小名
Goniodoridella sp. とする研究者もいるが、Goslinerに従う補足
体の形からコウライニンジンウミウシの愛称で呼ばれている。References
- コトヒメウミウシ属の1種 5, 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.
- Tenellia sp. 43, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.
- コウライニンジンウミウシ(新称), 小野 篤司, 加藤 昌一. (2020). 新版 ウミウシ.