ホンカワウミウシ Platydoris cinereobranchiata Dorgan, Á. Valdés & Gosliner, 2002

ホンカワウミウシ Platydoris cinereobranchiata

Location
日本>静岡>田子・浮島・堂ヶ島>カマガ根
Date
2019/04/14
Size
30mm
Depth
22.0m
Water temperature
17.0℃

特徴

体は扁平で幅広い。触角鞘および鰓鞘は隆起する。鰓鞘には 6 個の鰓葉があり、前方と後方の鰓葉が他より大きい。鰓は 3 回羽状の 6 枚の鰓葉からなる。葉状の触角は常に 31 枚の褶葉をもつ。背面の地色はタン (黄褐色) で、極めて小さな黒点とより大きなオレンジ赤色の斑が散らばる。鰓と触角は暗紫褐色で、触角の先端は白色。腹面にも極めて小さな暗色の斑点が散在する。

分布

模式産地はフィリピン。原記載時はフィリピンとセイシェルから記録されていた。

種小名の由来

種小名 cinereobranchiata はラテン語の cinereus (灰色の) と brachiata (鰓をもつ) の合成で、本種の灰色の鰓葉にちなむ。

補足

外見は Platydoris formosa によく似るが、灰色の鰓葉、腹面のオレンジ斑と足の色素を欠くこと、触角間および鰓鞘前方の黒斑を欠くこと、鰓鞘・触角鞘を取り巻く白色のリング、灰色で先端のみ白い触角 (P. formosa では一様に赤色) で外見的に区別される。P. cinerobranchiata の綴りで現れることもあるが、原記載は cinereobranchiata である。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Platydoris cinereobranchiata の解説・写真が掲載されています。

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