ホンカワウミウシ Platydoris cinereobranchiata Dorgan, Valdes, & Gosliner, 2002
特徴
ボディ形状はフラットでワイド。鼻甲介および鰓鞘は隆起している。鰓鞘には6つの鰓葉があり、前葉と後葉は他の葉よりも大きい。鰓は6枚の羽状の鰓葉からなる。葉状冠は常に31個の層板をもつ。背景色は黄褐色で、非常に小さな黒い斑点と大きなオレンジがかった赤の斑点で覆われています。鰓と鼻管は暗紫褐色で、鼻管は先端が白い。腹側には非常に小さな黒い斑点が散在している。分布
フィリピン種小名
ラテン語cinereus(灰色、灰色)とbrachiata(エラで)から、この種の鰓の灰色にちなんで。和名
ウミウシガイドブック改訂版にて命名された補足
P. cinerobranchiata と書かれることもあるが誤植と思われるReferences
- フォルモーサ, 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- Dorgan K.M., Valdés Á. & Gosliner T.M. (2002). Phylogenetic systematics of the genus Platydoris (Mollusca, Nudibranchia, Doridoidea) with descriptions of six new species. Zoologica Scripta 31 (3): 271–319
- ホンカワウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- ハイエラクモガタウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.
- Platydoris cinereobranchiata, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.