コノハウミウシ Phylliroe bucephala Lamarck, 1816

コノハウミウシ Phylliroe bucephala

Location
日本>静岡>大瀬崎>湾内
Date
2020/12/02
Size
20mm
Depth
0.0m
Water temperature
19.0℃

コノハウミウシとは

世界中の温帯〜熱帯の外洋表層に分布する浮遊性のミノウミウシで、半透明白色の細長く流線型の体と長い触角、生物発光で見分ける。

特徴

体は細長く流線型で、半透明の白色。頭部には長い触角が 2 本あり、滑らか。背側突起は持たず、体側面の側翼で波打つように泳ぐ。ササノハウミウシ Cephalopyge trematoides と似るが、本種は体幅がより広く触角が長い点で区別できる。

分布

原記載時は地中海周辺で得られた個体に基づき記載された。その後の記録は世界の温帯〜熱帯外洋に広がる。

種小名の由来

種小名 bucephala はギリシャ語 bous(牛)と kephale(頭)の合成で、「牛の頭」の意。前端の形状にちなむとされる。

補足

クラゲ類を捕食する完全な浮遊性ウミウシで、幼若期はカンザシクラゲ属 Zanclea の鐘体内に寄生して暮らす。生物発光を行うウミウシとしても知られる。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Phylliroe bucephala の解説・写真が掲載されています。

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