スジナツメガイ Hamineobulla kawamurai Habe, 1950

スジナツメガイ Hamineobulla kawamurai

Location
日本>東京>八丈島>乙千代ヶ浜
Date
2016/07/05
Size
10mm
Depth
12.0m
Water temperature
17.0℃

特徴

殻長は8mmほどで、薄く半透明の褐色の殻をもつ。殻表全面に細い螺溝が走り、淡褐色の斑紋が散在する。殻頂には明瞭な開口がある。軟体部は半透明の褐色で、褐色の縦線が入る。砂底に潜って生活する。

分布

模式産地は沖縄本島。日本(南西諸島〜九州西岸)、フィリピン、ミッドウェー環礁などインド・西太平洋の浅海砂底から記録されている。

種小名の由来

kawamurai は河村良介氏への献名。波部 1950 の原記載で、献名対象として河村氏の名が挙げられている。

補足

波部 1950 は殻頂に明瞭な開口があることを根拠に、本種を新属新種としてナツメガイ科 (Bullidae) に置いた。その後、北尾・波部 1982 が熊本県天草・富岡沖で得られた個体の歯舌と胃板を観察し、中歯を欠き左右に1対の牛角状の側歯をもつことを確認、タマゴガイ科 (Atyidae) への移動を提案した。現在の分類体系 (WoRMS) ではタマゴガイ科は Haminoeidae に整理され、本種はさらに別系統の Eoscaphandridae(頭楯目 Cylichnoidea 上科)に置かれている。
学名読みはハミネオブッラ・カワムライ。
References
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