トリオファ・カタリナエ Triopha catalinae (Cooper, 1863)

トリオファ・カタリナエ Triopha catalinae

Location
アメリカ>カリフォルニア>サンディエゴ>Six Fathoms
Date
2019/11/05
Size
??mm
Depth
??m
Water temperature
??℃

特徴

体地色は半透明の白色で、背面には橙色から橙赤色のイボ状突起が散在する。外套の縁辺と頭部前縁には、体地色と同じ半透明白の枝分かれした突起が並び、その先端は鮮やかな橙色に染まる。触角二次鰓の先端も橙色を帯びる。白地に橙色の派手な配色が目を引き、英語では sea clown(海の道化師)と呼ばれる。北米西岸産の個体は体長7cmほどになる。

分布

北東太平洋の北米西岸に固有で、アラスカ南東部から南はメキシコ・バハカリフォルニアにかけて分布する。潮間帯下部から水深約80mの岩礁でみられる。原記載はカリフォルニア州サンタカタリナ島の標本に基づく。

種小名の由来

種小名 catalinae は、模式標本の産地であるカリフォルニア州のサンタカタリナ島にちなむ。

補足

コケムシを食べ、枝状に育つ数種のコケムシ類を餌とする。かつては北太平洋に広く分布する1種とされ、日本や韓国、アラスカの個体も本種 Triopha catalinae と呼ばれていたが、2020年の研究で北西太平洋・日本産のものは別種 Triopha modesta(和名ハナサキウミウシ)として区別された。両種は外見がよく似ていて、確実な識別には遺伝子解析を要する。現在 T. catalinae は北米西岸の北東太平洋に固有とされる。
References

本書に掲載されています

Helmut Debelius, Rudie H. Kuiter. (2007). Nudibranchs of the World. 表紙

Helmut Debelius, Rudie H. Kuiter. (2007). Nudibranchs of the World.

IKAN-Unterwasserarchiv

本書には Triopha catalinae の解説・写真が掲載されています。

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