ハツユキミノウミウシ Trinchesia midori Martynov, Sanamyan & Korshunova, 2015
特徴
体地色は半透明の白色から半透明の黄白色、半透明の橙色と変異に富む。背側突起は半透明の白色で、白色の細点が入り、先端部は黄白色になる。赤味を帯びるものも見られる。
中腸腺は緑色だが、目立たないものも見られる。
尾の正中線上に白色の縦線が入る。
触角と口触手は平滑で長い。色は半透明の白色で、半分から先が白色になる。
体長15mmに達する。
分布
日本海補足
Diaphoreolis viridis (Forbes, 1840) と考えられていたが、大西洋の種ということで別種とされた本種はDiaphoreolis属として記載されていないのでそれに従う
References
- Martynov, A.; Sanamyan, N.; Korshunova, T. (2015). [in Russian] Review of the opisthobranch mollusc fauna of Russian Far Eastern seas: Pleurobranchomorpha, Doridida and Nudibranchia. Bulletin оf Kamchatka State Technical University. 34: 62-87 [30-12-2015].
- ハツユキミノウミウシ, ミドリミノウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.