キイロイボウミウシ Phyllidia ocellata Cuvier, 1804
特徴
体色の変異は非常に多い。通常は黄色から橙色の体地色で、黒色の輪状紋があり、黒色の領域は白色若しくは水色で囲まれる。
黒色の領域が広がったものや、水色の領域が極端に広がったものも見られる。
背面のイボ状突起は大きく丸い。色は黄色や白色、水色など様々。
触角は体地色と同じ。
70mmに達する。
分布
インド洋、西太平洋、中部太平洋、南太平洋補足
イボウミウシ Phyllidia japonica Baba, 1937 Phyllidia tuberculata Baba, 1930は異名。References
- イボウミウシ(新称), Baba, K. 1930b. Studies on Japanese nudibranchs (3). A. Phyllidiidae. B. Aeolididae. Venus 2(3).
- イボウミウシ, 生物學御研究所編. (1949). 相模湾産後鰓類図譜.
- キイロイボウミウシ, 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- キイロイボウミウシ,ニノネイボウミウシ(新称), 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- キイロイボウミウシ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉.
- キイロイボウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- キイロイボウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- キイロイボウミウシ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.
- Phyllidia ocellata, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.